アジア民衆史研究会と 韓国歴史問題研究所 との共催ワークショップを、以下の内容で開催しましたのでご報告いたします。 日程:2013年2月22日~24日 場所:韓国・蔚山大学校 ★スケジュール 2月22日 研究会 14:00~18:30 第 1 部 日韓の民衆史研究の視野と動向 須田努 : 日本の史学史における民衆史研究 裵亢燮 : 19 世紀後半の民衆運動史研究の民衆像に対する批判的検討 第 2 部 マイノリティと民衆史 檜皮瑞樹 : マイノリティ研究と民衆史─アイヌ史研究と部落史研究の視点から 張龍經 : 民衆の暴力と衡平の条件 19:30 ~ レセプション 2月23日 13:00 ~ 18 : 30 研究会 第 3 部 民衆の多重的な経験の再現方法 青木然 : 神戸の港湾労働者と清国人労働者非雑居運動─民衆の排外ナショナリズムを再検討する試み 佐々木啓 : 「産業戦士」の時代─民衆の徴用経験 蘇賢淑 : 植民地時期女性離婚請求権の導入と「歴史的行為者」としての朝鮮女性 許英蘭 : 蔚山國民保導 聯 盟事件の記憶と 歷 史化 - 國家史と地域史の間 第 4 部 総合討論 19:00 ~ レセプション 2月24日 蔚山市内フィールドワーク 10:00~ 塩浦関係史跡、西生浦倭城
アジア民衆史研究会は、東アジア地域における民衆史の国際的な相互研究を目的とした会です。