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東アジアの視点から安丸民衆史を考える 2017年度第2回大会

アジア民衆史研究会 2017年度第2回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。 東アジアの視点から安丸民衆史を考える アジア民衆史研究会 2017年度第2回大会 日時 2017年12月16日(土)  13時開始 会場 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー  7階 1075教室 報告 澤井啓一 「儒教土着化」論から安丸思想史を考える――「通俗道徳」及び「民衆宗教」はどこまで有効な概念か―― 深谷克己  安丸思想史における日本と東アジア、そして世界 武内房司  清末民衆宗教に見る宗教的回心の諸相――安丸良夫氏の民衆宗教研究に寄せて―― *事前のお申し込みは必要ありません。 *当日はレジュメ代として500円をいただきます。 お問い合わせ アジア民衆史研究会事務局 popular.history.in.asia@gmail.com 趣旨文 今回のシンポジウムは、安丸良夫の民衆史研究を東アジアの視点から考えることを開催の目的としている。アジア民衆史研究会は東アジア民衆像の総体的理解という視座にたって研究活動を続けてきた。一九九七年に当研究会が開催した「東アジアの近代移行を民衆運動史からとらえる国際シンポジウム」では、「共通する体験と異なるもの、さらに対立する経験などの経験(ママ)を総合して、なお『東アジア民衆』という概念が成立しうるのかどうかを問いながら、近代化に成功したか失敗化したかを速断するよりも、近代移行の過程を民衆がどのように体験していくのかを機軸に近代移行を特徴づけ深めていきたい」と趣旨文で表明している。以後、近代移行期を中心として、東アジア民衆像について研究活動を続け、国際交流を行ってきた。 近年において、深谷克己らが提唱した「東アジア化」論は日本の歴史学界における一つのイッシューとなっている。中国史研究者の岸本美緒は、「東アジア化」論の課題を、「中国(や朝鮮)で色濃くみられた秩序形成のあり方(儒教なかんずく朱子学、集権的政治体制、文人支配などによって特色づけられる)を『東アジア的』というなら、日本はそのような東アジア的秩序形成(すなわち『東アジア』化)を行いえたのか否か、そして現代的な見地からそのことをどのように評価すべきか」と整理している(岸本美緒「地域論

『アジア民衆史研究』第22集を発行しました

『アジア民衆史研究』第22集を発行しました。目次は以下の通りです。 またご購入をご希望の方は、事務局までお気軽にお問い合わせください。 アジア民衆史研究 第22集 目次 中嶋久人・深谷克己「序文」 2016年度 第1回研究会 書評『日韓民衆史研究の最前線』 大月英雄「東アジアの民衆をいかに描くか 日本の史学史を参照軸として」 小川原宏幸「歴史における全体像把握のために」 討論要旨 2016年度 第2回研究会 シンポジウム 「身分」と「門中」から問う琉球・沖縄社会 東アジアの近世・近代を島嶼社会琉球から考える 趣旨文 山田浩世「近世琉球社会の中の身分変更 庖丁人・医師・海運業者などを中心として」 玉城毅「階層文化としての親族 地方役人層と一般の百姓にとっての「門中化」」 松沢裕作「 <コメント> 結びつきを比較する 日本近世・近代史研究の立場から」 討論要旨

2017年度第1回研究会へのおさそい

アジア民衆史研究会 2017年度第1回研究会 日時:2017年7月15日(土) 13時開始 会場: 東洋大学白山キャンパス 5号館(井上記念館) 3階 5310教室 報告 渡辺桂子「北清事変における新聞記者処遇」 髙住直樹「「玉音放送」直後の日本における戦時被害言説 過去の不安全の再構築という観点から」 高田雅士「災害を記録する人びと 1953年の南山城水害・台風13号災害をめぐって」 ※事前申し込みは必要ありません。当日はレジュメ代として200円をいただきます。 ※当日は東洋大学でオープンキャンパスが開催されるため、混雑が予想されます。